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~後編~税理士がアドバイス!どうする老後の生活資金?

~後編~税理士がアドバイス!どうする老後の生活資金?

2024.09.23

相続・事業承継

長寿化により「人生100年時代」といわれる現在、長くなった老後の期間の生活資金をどのように確保したらよいのか気になるところです。今回は、安定した老後生活を送るために、定年退職した後でも、収入を得るための方法について紹介します。

【今あるお金に働いてもらう資産運用や持ち家の有効活用】

働くこと以外に、お金や資産を運用することで、老後の生活資金を確保することもできます。

お金の運用方法には、株式投資、不動産投資、投資信託、貯蓄型保険などがあり、それぞれの特徴は次の通りです。

株式投資は、株価の動きにより大きなリターンを得ることができる反面、リスクも大きいです。

不動産投資は、安定的に賃料を得ることができますが、多額の初期投資が必要です。

投資信託は、投資の専門家が分散投資して運用するため、自分で株式投資をするよりリスクは低くなりますが手数料が株式投資よりも高額な傾向があります。

貯蓄型保険は、保険料を積み立てながら保険金を受け取れますが、途中解約すると損失を被ることがあります。

運用で老後の生活資金を確保しようとする場合には、リスクを理解した長期的な視点での投資を積み重ねることが大切です。

資産の運用では、持ち家があれば、リースバックやリバースモーゲージによって資金を調達することができる場合があります。

リースバックは、持ち家を売却して資金を手に入れ、その後は賃借人としてそのまま住み続ける方法で、リバースモーゲージは、持ち家を担保にして資金を借りる方法です。

持ち家があれば、お金が必要になったときに資金調達することが期待できますので、選択肢の幅が広くなります。

老後は、社会との接点を目的として自分が無理のない範囲で働くのもよいですが、病気などで働けなくなる場合も出てきます。

そのようなときでも生活に困ることがないように、今ある資産を有効活用し、お金に働いてもらってお金を生み出す運用も検討してみてはいかがでしょうか。

前編はこちらから↓

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